偏頭痛の薬について、薬の種類、飲み方、購入方法などを紹介します

頭痛のメカニズム・仕組み

頭痛が起こるメカニズムは様々ですが、血流の低下や血液中の物質の異常などによって引き起こされると考えられています。なお、頭痛には様々な種類があり、それぞれメカニズムが異なります。ここでは、頭痛になる仕組みについて解説します。

頭痛のメカニズムを簡単に説明すると、ストレスによって脳の血管に異常が起こり、その結果頭痛が発生します。仕事や家事、人間関係など様々な原因でストレスを受けるため、頭痛に悩む方は多いと考えられます。

頭痛は、大きく片頭痛と緊張型頭痛の2つに分類されます。それぞれ、どのようなメカニズムで頭痛が起こるのかをみていきましょう。

偏頭痛・片頭痛のメカニズム

片頭痛のメカニズムは解明されていませんが、古典的な仮説として、血管説とセロトニン学説が挙げられます。現在では、三叉神経血管説が最も有力といわれています。チャンネル病説もありますが、全ての片頭痛に対して有力なメカニズムであるという結果を出すためには、さらなる検討が必要となっています。

血管説・セロトニン学説

血管説とセロトニン学説について解説する前に、セロトニンについて確認しておきましょう。セロトニンとは、血管の緊張をコントロールする物質のことで、セロトニン学説では脳血管の収縮のコントロールなどに働いているものと考えられています。

セロトニンは、血液中の血小板に蓄えられています。血小板は、血管が受けたダメージを修復し、傷口からの出血を止める細胞成分です。血液中に発生したセロトニンは、脳の血管を収縮させます。また、セロトニンが他の血小板を刺激することで、さらにセロトニンの血中濃度が上昇します。このようなメカニズムにより脳の血管が収縮して片頭痛が起こるとしているのがセロトニン学説です。

セロトニンは、尿中に排出されるのですが、それによってセロトニンの血中濃度が低下し、血管が拡張します。収縮した血管が拡張することによって脳の血管内の血流が急激に変化し、片頭痛が発生するとしているのが血管説です。

三叉神経血管説

三叉神経は、頭部に広く分布しており、顔が受ける痛みや温冷感を脳へと伝える役割を果たしています。三叉神経が刺激を受けると、脳神経細胞同士が情報を伝達するために必要なドーパミンやセロトニン、アドレナリンなどの物質が血管内に放出されます。これらの物質は血管を拡張させる作用があります。血管の拡張によって炎症が起こり、炎症反応によって血管が次々に拡がっていき、その刺激が脳へと伝えられます。その結果、頭痛が引き起こされると考えられています。

チャンネル病説

家族性片麻痺性片頭痛という遺伝性疾患があります。片頭痛と診断され、片頭痛が起こる前兆に片麻痺があり、なおかつ親、兄弟、姉妹、子に1名以上の同発作を起こす人物がいる場合に家族性片麻痺性片頭痛と診断されます。症状は家系で差がありますが、眼振や小脳萎縮、意識障害、けいれんなどがあります。

家族性片麻痺性片頭痛は、細胞にあるイオンチャンネルというタンパクの一種が異常を起こすことで発症すると考えられています。近年の遺伝子研究では、カルシウム・チャンネルの異常が約半数を占めているということが示唆されています。

緊張型頭痛のメカニズム

緊張型頭痛は、血流の低下によって引き起こされると考えられています。頭や肩などの筋肉が緊張および収縮することによって筋肉内の血管が収縮し、その結果血流が悪くなります。血流が低下している状態では、血液中の酸素が不足します。そうすると、脳の血管内に老廃物が発生し、次第に蓄積されていきます。その結果、血流がさらに低下して、頭痛が引き起こされるのです。

まとめ

頭痛には、片頭痛と緊張型頭痛に大きく分けられ、どちらも血管内に発生する物質が関与していると考えられています。頭痛の分類や各タイプの頭痛の誘因については、02「頭痛の種類と原因・誘因」をご参照ください。

目次

PAGE TOP