偏頭痛の薬について、薬の種類、飲み方、購入方法などを紹介します

病院での偏頭痛の治療

偏頭痛の方は、病院に行く人と行かない人、市販薬だけでケアをする人に分かれます。世界保健機関(WHO)によると、偏頭痛は健康寿命が短くなる病気のうち第19位となっており、放置せずに治療するべき病気としています。

また、偏頭痛の患者の約70%は病院を受診したことがないとされており、治療の必要性について十分に浸透していないのが実情です。偏頭痛の患者の約50%は、市販薬だけでケアをしているとされています。ここでは、偏頭痛を病院で治療すべき理由やその他のケアを受けられる機関などについて解説します。

病院に行く必要性

頭痛は、偏頭痛以外の病気でも起こります。そのため、自己判断で病院を受診せずにいると、深刻な病気が進行してから発見される可能性もあるのです。特に、これまでと異なる強い痛みを感じたり、痛みからが違ったりする場合は早急に受診すべきと言えます。また、頭痛が一向に収まらない場合も偏頭痛以外の病気の可能性があります。

初めて頭痛が起きた場合も病院を受診した方がよいでしょう。これは、頭痛の原因を特定できないままケアをすることで、悪化を招く恐れがあるためです。間違ったケアは痛みの悪化や頻度の増加などに繋がります。また、自己判断で市販薬を多量に飲むことで、薬物乱用頭痛を招き、悩みが増えるリスクも高まるでしょう。

病院を受診した結果、偏頭痛と診断された場合には、処方薬のイミグランなどトリプタン製剤を処方してもらえます。市販薬よりも高い効果が期待できるため、偏頭痛を早期に改善できる可能性が高くなるのです。詳しくは、「特集:偏頭痛の薬ーーイミグラン」をご参照ください。

他にも、アセトアミノフェンや非ステロイド系抗炎症薬、エルゴタミン製剤、制吐薬などさまざまな種類の処方薬があります。偏頭痛の程度に応じて処方される薬が異なります。偏頭痛にともなう吐き気や嘔吐に対して制吐薬も処方してもらえるので、偏頭痛による悩みを解消できるでしょう。

また、予防療法として使える処方薬もあります。偏頭痛の発作を半減させるとともに、痛みの程度を抑えることが目的です。そのときの偏頭痛の症状の程度や頻度、生活への支障の度合いなどさまざまなことを加味して最適な治療を提案してもらえるでしょう。詳しくは、「偏頭痛の治療と対策」をご参照ください。

医師の指示に従って適切に服用することで、薬物乱用頭痛を心配することなく治療ができます。

病院を受診するデメリットは、通院に一定の費用がかかることです。また、病院までの交通費がかかることや、通院が面倒に思えることなども挙げられます。さらに、医師の技量不足によって偏頭痛の治療を安全かつ効率的に進められないというようなことが医療機関側の問題点として指摘されています。

偏頭痛はどの診療科に属するか

偏頭痛が疑われる場合は、頭痛が依頼、神経内科、脳神経外科を受診しましょう。頭痛外来では、深刻な病気による頭痛なども診てもらえるので、初めて頭痛が起きたときなど、原因が予想もできない場合に受診することをおすすめします。他の診療科と同じく検査や診断、処方までしてもらえます。

偏頭痛や群発頭痛、緊張型頭痛など慢性的に起こる頭痛に関しては、神経内科や脳神経外科で診てもらいましょう。これは、慢性頭痛の原因が脳の周りの血管や神経、筋肉などに原因があるためで、神経内科や脳神経外科は脳の周りの血管や神経について比較的高いレベルで診断・治療をしているからです。

病院の他に

偏頭痛に悩まされているのであれば、病院の他に整体院や鍼灸院なども受診の選択肢に入ります。整体院では、マッサージや温熱療法などで血流を促したり筋肉をほぐしたりして、肩こりや首こりをケアしてもらえます。そのため、肩こりや首こりによって引き起こされる緊張型頭痛の場合に受診するとよいでしょう。

偏頭痛の症状も和らぐ可能性がありますが、実際に処置を受けなければ効果についてはわかりません。薬という医学的根拠に基づいたものを使用しないため、効果の現れ方には個人差があります。

また、整体院では、くも膜下出血のような病気によって引き起こされる頭痛には対応できないため、まずは病院で頭痛の種類の診断を受けることが大切です。自己判断で整体院で処置を受けると、重大な病気が見逃されてしまう可能性があります。なお、くも膜下出血や脳出血は生命に関わる病気であるため、普段と違う頭痛が起きた場合は、救急車を呼ぶことも検討しなければなりません。

鍼灸院は、鍼とツボ押しなどを中心とした処置を行います。偏頭痛の薬による副作用が心配な場合に選ぶとよいでしょう。ただし、鍼灸院に通うことで、必ずしも偏頭痛が改善されるとは限りません。病院で偏頭痛の治療を受けつつ、偏頭痛の予防として鍼灸院で処置を受けるとよいでしょう。鍼灸院に関しても、頭痛を引き起こす病気の診療はできないので、まずは病院で診断してもらう必要があります。

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